ようやくヨガが受け入れられるようになった話

ヨガはいいよと幾人かの人に言われ、チャレンジしたときもあった。でもゆっくりと動く動きが苦手で、更にはどこを伸ばせばいいのかよくわからなくて、結局3日もたたずに辞めてしまった。

 

どうして受け入れられるようになったのか。それはひとえにわたしの心の変化だ。ゆっくりと自分の身体と向き合う。それがようやく出来るようになった。

 

そもそもわたしはせかせかとしている。1つのことにそんなに時間をかけたくないし、いくつか同時にできるなら同時に終わらせたい。そしてなにより飽きっぽい性格のため、1つのことに集中することはやりたくなかった。

 

そんなわたしがていねいな暮らしをするようになり、自分の身体のメンテナンスを大切に思うようになる。ここからヨガへの抵抗が少しずつなくなってきた。

まずは身体を動かす習慣として筋トレを行っていった。でもそれだけではなくて、身体全体を労ってあげたいと思うようになった。そこでストレッチを始め、ヨガに戻ってきたのだ。

 

ゆっくりと呼吸をしながら自分の身体すみずみにまで意識を向けることは、生活の中でも稀な時間だと思う。きっとアスリートたちはこうやって自分の身体と向き合っているのだろう。とくにわたしは、心も身体も人一倍気を使ってあげないとすぐに全部投げ出したくなるほどしんどくなる。弱いままで進み続けたくはない。だからこそ、人より気をつけて心だけではなく身体の声を聞く時間を作ってあげることが必要なんだ。

 

そうして少しずつわたしの生活にヨガは根づいている。

 

頂いた命を精一杯輝かせるために。

コロナ前とコロナ後では生活を大きく変えなければならないし、それがまたより良い方向に向いていくと信じている。この過渡期のなかもう少しの間我慢しながら、自分とよく向き合う期間にしていきたい。

 

以上、本日も読んでくださりありがとうございました。