初心者ピアノ弾きが、コードを覚えて自由になった話。
どうも、三富です。
今人生の中で最も楽しんでピアノを弾いています。ここに至るまで長かった。しかし、今回はその一端をシェア出来たら、と思います。ピアノ弾きたいのに弾けなくて悩んでいる人に伝われ。ピアノ弾けたら楽しいんですよ、本当に。
学生時代、わたしはピアノの授業を意地でとっていました。ピアノの授業は必修ではないので、学年を重ねるに連れて離脱者が増えます。やめていきます。わたしは途中であきらめたり投げ出すのが嫌だったため4年間履修していました。楽しいからという理由よりは負けたくないという気持ちが強かったんですね(笑)なんという根性論でしょうか。何に負けたくなかったのか、三富。今となっては迷宮入りです。謎は深まるばかりです。
そんなわたしですが、卒業してから好きな曲を弾きたくて(結局好きという思いは根本にあったのですね、どうやら、察するに。)自分で楽譜を買って弾いたり、学生時代使っていた教本を弾いたり、気ままにピアノを弾くことを楽しんでいました。ただ、ものすごく練習に幅があって、なかなか進まないし、飽きてきちゃうし、もっと自由に弾きたいなあなんて思ってました。日食なつこさんみたいにがんがんかっこよくピアノ演奏出来たら楽しいだろうな、なんて思いながらもスローペースでしか進まないので、そんな日はいつ来るのだろうか、という状況でした。
ある日わたしはジャズセッションを生で聴き、それに感動しました。(ちなみにピアノ担当の方はいませんでしたけどね。もう一度言っておきます。ピアノはセッションになかったです。)そして、思ったわけです。ジャズピアノを勉強しよう!と。影響を受けやすい体質なのは分かっていましたが。30分も聴いていなかったのではないかな。しかし恐ろしいですね、心が動くっていうことは。
まあ、それはおいといて、ジャズピアノって結局どういうことよ、なんなのよ、ってところから(笑)始まりました。そしてコードを学ぶ、というところに行きつきました。
コードは正直Cしか知りませんでした。Cはドミソやろ、っていうレベルです。それをシーメジャーと呼ぶということも知りませんでした。ギターで言うとFは難関なんでしょ、というイメージもありましたが、だから何っていうイメージですね。そこからです。コードを学んだら曲を弾くのがものすごく楽しくなりました。
わたしがコードを学ぶ際に一番参考にさせてもらっているのがこちらの方の動画です。
中川さん家のピアノ講座
圧倒的にわかりやすいです、断トツです。キーボードがあるので、押さえる場所を見られます。耳で音を確認出来ます。後、表記だったりどういう音で構成されているのか、などと詳しく解説してくれます。ネットで色々と探しましたが、動画だと中川さんのものが一番わかりやすく、そして挫折しません。(断言。)挫折しないジャズピアノシリーズもありますが、そこには到底及ばないので、まだ憧れです笑。
最初はうむ、コードね、これ覚えるのね、という感じで覚えてたのですが、1つ目の感動ポイントがスピッツのチェリーを弾いたときですね。コードをみて鍵盤を押さえて、歌いながら弾いてみたらあらびっくり、さらっと弾けてしまいましたし、弾き語りできてしまったのです。
出来たということは楽しいにつながります。例えばトランプの大富豪、UNOも勝てば楽しいですけれども、勝つまではその楽しさがわかりません(笑)1度勝てたらいくら負けが続いたとしても勝ったときの楽しさがまさって、やるわけなんですよ。なんでもそうかと思いますがやりたい!って思えるようになるかどうか、が問題です。わたしはコードを学んで、出来ることが増えてそれと同時に楽しいも増えました。まあそうすればあとは時間の問題です。ずぶずぶとハマっていくんですよね~。そんな予感しかしませんでしたし、実際にずぶずぶとハマっております。
チェリーのAメロ、基本の形が弾けたらあとはアレンジです。中川さんのお手本の動画をみて、こういう風にもできますよね、こういうことも出来ますという右手の動き、左手の動きを見て感動しました。2つ目の感動ポイントです。本当に涙が出ました。たったC G Am Em......というコードをみただけで、ここまで色々出来るのか、と。今まで楽譜通りに弾くのも楽しかったけれども、自由に自分で考えて弾くことの出来るこの経験にわたしはテンションが上がりました。まだまだ下手なのでアレンジというほどアレンジはできませんし、コードを見て速攻弾くというところにまでは至らないのですが、ピアノを弾くことが楽しいと心から思っていますし、ピアノを弾くことに割く時間も圧倒的に増えました。ジャズピアノを弾ける(と表現して正しいのかわかりませんが。)のにはもう少し時間がかかりますが、このまま楽しんでピアノを弾き続けたいと思います。
ピアノを弾きたいけれどもなかなか継続してできないという方は、ぜひコードを見てピアノを弾くということをしてみたらいかがでしょうか。本当に中川さん家のピアノ講座はおすすめです。意地で弾いていたあの頃の自分に言いたいことは、「コードを覚えろ」です。以上。
本日も読んでくださりありがとうございました。