3年A組6話~三富的感想文~

どうも、三富です。ドラマを見ながらのわたしのつぶやき時系列。そのまんま、みたまんま。今回のわたしの第1声は「お風呂入れたのねwww面白くなってきた~!」

 

SNSに載っけてしまったあの子。なんで足並みを乱すんだろう?

そして柊先生の「お前たちを仲間とは思っていない」発言。

「目的を果たすためには手は抜かない。本質から目をそむけるな。Let's think」

本当に殺すのか?信じる信じないゲームとは。

 

あーあ。今回のことだけでみんながみんな同じ方向一斉に向いたら怖いし、それはリアルではないと思うけど、疑問はある。どうして協力してほしいってときに、みんなから外れて適当に自分勝手にやってる人がいるのかが謎。利益なくない?

そしてそれを全部見ている柊先生。全部見えていて泳がせてるのね。先生が見据えている犯人を捕まえるその先には何があるのだろう。

 

IVKI?!そうか、ところどころに挟まれるあの戦隊ものの悪役は柊先生だったか。柊先生は「誰かのために戦う正義のヒーローだった」らしい。ふうん。やっぱりそっち側なんだ。悪役にしか見えない役を背負っているのに根本は正義なんだ。ずっと根っこは変わってないっていう話。

 

そして相楽さんは柊先生がバイトしてた会社の社長さん。わたし完全に勘違いしておりました。見方が間違っていた。そこはそういう繋がりだったのね。だから娘に何も言わせないの?そういうこと?相楽父は柊先生を敵対視してたわけではなくて、ここは手を組んでたってことかもしれない。相楽父VS柊一颯という構造ではなかったのか。だから不用意に娘に話をさせたくなかったのでは。うわー、完全に騙されてた。すごい。

 

でもあのSNSに不用意に載せてしまったあの写真。そのせいで刑事さんがどんどんと真実に近づいていく。柊先生の解答を待てずに。どうか悪を装った正義かもしれないってことに気づいて欲しい。柊先生のシナリオ通りに今はさせてほしい。そっち側しか見えてないと柊先生は悪にしか見えないのは分かっているけども。

 

場面は変わって先生たちと柊先生のビデオ電話。坪井先生どういうことですか、何?本当のことって。何を隠しているのか。水越のことを「誰よりも努力していた」お、認めてあげた?ん?それが「いけなかった」というのはどういうことだろうか。そして明かされる病気だったという事実。

 

いや伝え方間違えすぎでしょ、坪井先生。そして母親も知ってたのならなにかしらのフォロー!しかしなんだか真実は悲しみをまとって現れてきた。そうかア...でもちゃんと謝れるのは大人。ただこの子の怒りはどこへぶつければいい?翔みたいにはならなかったか。翔は乗り越えたのに。乗り越えられると信じてあげる人がいて欲しかった。

 

炎上しろと思って勢いで撮った水越さんの動画は、柊先生の手によって拡散は防がれていた。ただそれを知って良かったと安堵した水越さんに、柊先生はぶちぎれる。

「いい加減目を覚ませよ。変わってくれよ」

「上辺で物事を見ないでちゃんと考えろよ」

「同じことを繰り返している」

 

「お前たちはもう感情に任せて過ちを犯せる歳じゃないんだよ」

この言葉が分かりみが深すぎる。深く共感する。自分の感情を表現する方法はたくさんあるけど、時と場所を考えないと誰かを傷つけることにもなる。今バカッターと呼ばれるバイトテロみたいなことが起きてるけど、あれを思い浮かべてしまった。自分が有名になりたいその思いを叶えるために選んだ方法は、まったく歳に合っていない。認められたいという感情のままに、大きな代償を払う現実を考えなかったというのは大人や大人になりかけているティーンエイジャーには言い訳にもならない。

 

「自分の言葉に、行動に責任をもてよ」とまとめた柊先生はそっと眼鏡をはずし先生たちに問いかける。水越さんに向けて放った言葉はこのクラスの人たち限定じゃなくて、世間の人全員に向けられている。勿論この先生たちにも。

 

そしてわたしは前回の柊先生を思い返している。全部自分のせいにするから協力してほしいと願った先生は、自分の言葉と行動に責任をもっている。どうなるかも全部考えに考えて命がけで今戦っている。そんな先生の呼びかけに誰かが答えるのか。まあでも答えないだろうな。そう思っているうちにタイムリミットの20:00が通告された。だけど誰も名乗り出なかった。

 

結局みんながいる教室は爆破されなかったが、ここで信じる信じないゲームの伏線が回収される。さくらはやっぱり頭がいいし先生が言ったことが本当に心に届いてる。

「眼鏡をして言ってることは信じろ」なぜそういうことを言ったのか受け止めて、考えて理解して。だから爆発はさせないということを信じていて、1人動じなかったのだと思う。すごいなー、わたし全然そんなこと見てなかった。わたしもたぶんここにいるみんなと同じようにぼーっと受け身で生きてる。

 

ガルムフェイクの決め台詞は「Let's think」と思い出す。わたしたちが知らなかっただけで、最初から悪役の仮面をかぶった正義のヒーローだったということをいくつも示される。

 

そして今回も衝撃のラスト。まあ魁皇高校の先生が頼んだという事実を知った時から武智先生かなとは思っていたよ。おもしろくなってきた、とか言ってたから。自分に注目を集めたい人間だってことは分かってるんだけど、そこまでする?としか思えない。動機はなんなんだろう。どんな「知らない真実」が明かされるのだろう。

 

ん~いろんなところに伏線がある。

もっと1つひとつのことに意識して作り手が何を伝えたいのかに注視して見ていきたい。それこそ上辺だけにはならないように。

 

毎回自分の中で教育や価値観についてよく考える。なにがベストなのか。その渦中にいるときは分からないことも多いけど、第三者としてだったらなんとでも言える。でもその第三者から外れて自分のこととして捉えてみたら?自分の周りで起こってることだったら?お前はどうするんだよ、綺麗ごと抜きにして。と毎回突きつけられている気がする。

 

全部分かったうえで振り返ると、さくらが先生の眼鏡をかけて、先生のことを信じていますと言ったシーン。もうあれで先生はさくらに伝わっていること分かったのだろう。そして何かとさくらを映すシーン。眼鏡をかける先生、さくら、さくら、眼鏡をはずす先生。最後みんなに伝えるさくらを見て、だからああやって印象付けていたのかと理解した。

 

なんか毎回永野芽郁ちゃんにどはまりしちゃう。菅田くんは相変わらずイケメンですね。そしてアンナチュラルで共演してたと話題になった望月くんと神尾くん。逃げ恥のみくりさんのお兄ちゃん役だった細田さん。そしてかっこよい椎名桔平さん。桔平さんは毎回かっこいいので出演シーンが増えるのは嬉しいです。今まで女優さん俳優さん陣について触れてこなかったので少しだけ。

 

ゾクゾクする来週日曜日も楽しみだ。