3年A組5話~三富的感想文~

どうも、三富です。今回もぶっとんでましたね。

 

今回の第一声は「しょっぱなからぶっとばしていく~」でした笑。そして逢沢くん。相方だったんかい。Twitter上で考察している方々も多く、相沢くんは先生の共犯者だって言ってるのをみて、その説を推してましたが実際にそうだった。でも一瞬で倒されてましたね、逢沢くん。(まあそりゃそうだわ。)

 

みんな助かる、外に出られるぞ、って時に前回までに先生に「殺された」とされている生徒たちの「俺たちは学校から出るつもりはない」宣言。そこからまた過去の回想が交じってきてわたし達視聴者に対して新たな真実が提示される。

 

柊先生は「真実を白日の下にさらしたい」「景山澪奈は殺された」と話した。殺された?自殺じゃなかったのか。ああ、だから柊先生は澪奈の話を聞いてたのか。あれは自殺する前にすべてを話すというシチュエーションではなくてただ話を聞いていたのね。その点についてはしっくりきた。

 

「何が大切で何を守らなければいけないのか」を教えたいと語る柊先生にはもう1つ言っていない秘密があった。それは自身が不治の病に侵されているということ。本気の命がけなんだなあとしみじみ思ってしまった。そもそもこんなことは、そこまでの覚悟がないと出来ないよね。

 

そこから里見くんだったり中尾くんが話しておーおー君たちの心にも先生の言葉響いてたのねってちょっとうるっときそうだったよ。人の心変えるってまじで大変だし、根っこから変えるっていうのはさらに大変だから。改めて教育は環境つくっていかなければなんだなと思った。

 

そして諏訪ちゃん。あのべルムズのトップの彼女だったのね。そして諏訪さんが一言なーんか消えてほしいみたいな話をしてしまったのは、澪奈がターゲットになった引き金だった?と思ったんだけど、そのあとの展開でどうやら魁皇高校の先生が頼んで景山澪奈は陥れられたということが分かるの。でも諏訪さんはその時そのこと知らなかったから、たぶんわたしのせいかもしれないって少しは思ってたと思う。

 

澪奈は夢に向かって真っすぐ進んでて、諏訪さんには彼女は何も壁がないように見えていたんだね。困難だったり辛さだったり見えないところで色々あること、見えないから自分の不幸のほうが大きく見えるときってある。どの人の立場も生きるってことは力がいるし、大変なのに。でも諏訪さんは、自分の夢をかなえてなんの障壁もなさそうに見える澪奈に対してものすごいコンプレックスがあった。

 

そんな諏訪さんに対して先生は「恥もかかずに強くなれると思うなア!」と。そして誰が何と言おうとお前は間違っていないと肯定してあげた。諏訪さんのこと認めてあげた。それは諏訪さんが誰かにしてほしいことで。ずっと誰かにそうしてほしいって思ってたんだよね。間違ってる道を進んでいることなんか分かっていたけど、自分の立場だったり環境ではその道を行くしかなくて、戻ることなんか許されない環境だったんだよね。よく頑張ったよ。

 

18歳は感性が豊かだ。

それを嚙み締めた回だった。本気の言葉は心に響き、そして心が変わっていく。考え方が変わり発する言葉が変わっていく。

 

どんなことであれ一生懸命にもがき続けている人生で、でももっと愛してほしかったり認めてほしかったり、そういう部分もたくさんあって。そういう部分を補ってくれる大人が周りにいるのはとても大切。誰かの支えになれる大人にはなりたいなあ。

 

良い方向にも悪い方向にも猪突猛進でむかっていくけど、そのエネルギーは全部全部どうにかしてほしい思いだったり良くなりたい思いだったりとにかく悪い思いではないんだよ。どんな子であれ。

 

教育は環境によって大きく左右されるってことも提示されたけど、それは悪いことではなくて希望的なことだと思う。だからこそ、無難に1年過ごせればいいみたいな考えはやめてなんとか生徒たちの未来を見て尽くせる、寄り添える大人になりたい。現場にいるとそういうことおおっぴらには出来ないから、現場を離れた者の強みとしていつか子どもたちが(もちろん大人もティーンエージャーも)のびのびと過ごせる居心地のいい場所を作りたいと心から思う。あ、また関係ない私情をはさんでしまった笑。

 

しっかし脚本的にはこれからどうなるんだ?!?!あと5話も持つのか?!

ゾクゾクゾクゾク。

柊先生身体大丈夫かしら、と心配しながら6話を待とうと思う。

 

本日も読んでくださりありがとうございました。