頭脳王を見て準備することの大切さを改めて感じたって話。

頭脳王2018を見た。

知識量がずば抜けている人たちが集まっているのは圧巻だった。

 

番組では東大医学部なのに司法試験にも1発で合格したという逸話を持つ河野くんが優勝した。圧倒的な強さをはなっていた彼は3か月も前からこの頭脳王にむけて対策を練って準備をしてきたらしい。

 

出ている人たちの頭の良さは番組をみれば、分かる。知識の量、それを引き出す頭の回転の速さ。その中で河野くんのすごさを感じたのは、ノーベル化学賞を受賞した人の名前を書け、という問題でだった。誰よりも多く70人という人数の名前を書いた彼は、頭脳王ではノーベル賞関係の問題が出ているから、ほかのノーベル賞受賞者も覚えてきた、とコメントしていた。(ニュアンス)

 

ああ、そうか。

この人はそもそもの知識量もすごいけれども、それだけではなくて、きちんとこの番組のために対策を練ってきたんだ。これが準備か。と思った。3か月前から準備したということをしみじみと実感した。

 

わたしは高校生の時、勉強をあきらめたことがある。そこそこの進学校に通っていたものの、勉強のモチベーションはあがらず、点数も伸びず、やる気が失せていた時期があった。遠方からきている子たちは頭が異様によかったので、わたしみたいな才能がないやつはやってもやんなくても変わらないだろと思っていた。今思えば、ひねくれていただけだし、無駄にプライドが高かっただけなのだけども。自分が才能がないことをしっていたら、努力でカバーすべきだった。

 

だって、頭のいい人でさえ、努力しているのに。準備しているのに。対策をしているのに。

 

高校のわたしは、楽に頭が良くなればいいなんてなめたことを思っていたのだろう。でもきっとわたしが高校の時にひがんで羨んでいたKちゃんも、才能があるとともに、相当な努力をしていたのだと思う。あの時のわたしが分かっていなかっただけで。

 

しかし、過去を後悔したって何も変わらない。わたしたちが変えられるのは、今とこれからの未来だけだ。

 

だからこそ、わたしたちは自分がやりたいことに対して、才能のアリナシに関わらず一生懸命努力を傾けるだけなのだ。準備して対策して闘いに出かけるだけなのだ。

 

いまわたしが戦う場所は5教科の勉強ではない。でもどんなフィールドにたいしてもこのことって言えると改めて思った。

 

どんな分野にせよ、準備をして努力を注げ。

 

自分に言い聞かせながら自分で自分の背中を押す。

 

以上。

 

本日も読んでくださりありがとうございました。