ブログを書く理由
レインツリーの国という本をしっていますか?
著者、有川浩さん。耳の聞こえない彼女と、健常者の彼の恋愛ものの話。
ブログを書くときにこの本のことをよく思い出す。
「彼」はずっと好きだった本の感想をネットで見つけてその感想が自分の感性と似ていることから、思わずそのサイトの管理人に熱烈な感想のメールを送る。そこからこの話は始まる。
これ、とても素敵なことじゃない?
わたしの文章だって誰かに届くかもしれないし、届いたら嬉しい。
誰かの好き、になれればいいし、誰かが共感してくれたら、それはとても嬉しいことだと思う。だからこうやってとりとめもないことかもしれないし、ジャンルも決まってないし、ふわふわして感覚で書いてるような文章をただひたすらネットの海に流すのだ。
本の感想だけじゃなくたっていい。
わたしの人生観だったり、どきどきわくわくしたこと、笑ったこと、何かしら誰かしらに届いてほしい。「彼」と「彼女」みたいに感性が似てる人が見つけてくれて、「一緒のこと考えてる」ってくすっと笑ってくれればいい。
誰かの「こういうの読みたかったんだよね」に触れられればいい。
「こういうとらえ方もあるのね」って文章として楽しんでくれればいい。
(そんなレベルじゃないことは分かっているけれども。)
そして自分が読みたいものを書くことは楽しい。
発信しないと誰も見つけてくれない。スタート地点にたったまま。
わたしはひとまず発信してみた。誰も見つけてくれないかもしれない。読んでくれないかもしれない。でも、それはかもしれない、であって、もしかしたら誰か読んでくれるかもしれない、見つけてくれるかもしれない、にも一瞬で変えられる。
結局、わたしも好きな本の感想だったり、ライブの感想だったりをネットで調べることが多くて、そこに人間味を感じる文章がでてくるととてもうれしい。キューレターサイトもきっとライターさんが心を込めて書いたものもあるんだろうけど、やっぱりわたしはその人柄が詰まっているサイトだったりブログだったりが好きだ。
わたしも誰かの文章に共感して、いいね!って思ったり、こんな視点はじめてだ、って思ったり面白いなあと感心したり、そうやってこのネット社会で自分の好きを探している。
フェアリーテールみたいに感想読みたいなって思って検索して見つけてくれたら嬉しいなっていつも思いますよ、文章流すたびに笑。
そして最後にいえることは、ただ言葉をつむぐのは楽しい。ものを創るってことは楽しい。ってこと。
今日も世界は美しい。
なあんてまとめたらくさいかしら?まあいいじゃないか。
本日も読んでくださりありがとうございました。