獣になれない私たち~三富のつぶやき~第5話までを見て。

けもなれ。

獣になれない私たち。

今期のドラマの感想2つめ。

まだ半分しか終わってないけど、とりあえずね。

 

がっきーが出てるから、って理由で見始めたけもなれ。視聴率は下がってるみたいなんだけど、わたしはこのドラマすっごく好き。心情描写が細かい小説だったりドラマが好きだから。いろんな人の心情がこれでもかってくらい垣間見れるからその点ものすごく高評価。描かれてることはしんどいこと続きなんだけどね。パワハラ然り同僚、部下からの仕事の押し付け具合、さらに異性関係はぐっちゃぐちゃなとこ。登場人物の誰にも肩入れできないし、やってらんねーなって思うことも多々ある。でも好きだから(笑)時系列を完全無視で適当に思いつくままに感想書いておく。感想というか独り言流してる感じになると思うけど。

 

まず松田龍平がイケメン。カルテットの時から気になってはいたけれども、まったくもって今回の演技でおちた。かっこよすぎる。演技がうますぎる。全然別府さんじゃないじゃん。なんなの、あの色気。ということで松田龍平さんは今後全面的に推していきたい。笑。恒星の言ってることはクズなこと多いけど、理解できるときもある。ただ晶と恒星うまくいってほしいとは思わないんだよね。恒星さんが晶にちゃんと向き合ってくれればいいけど。あ、ごめんわたし晶に若干肩入れしてる。いま気づいた。恒星もお兄ちゃんのこととかいろいろ抱えてることは承知の上、分かるけど、それを抱えていた結果の今ってことだよね。深い闇が透けてみえる。たっだ、京谷に殴られたときの反論は正論すぎた。正論。正しいこと言ってたわ。仕事での匿名の暴露のあれはどうなってくのかな~なんの伏線かなって感じ。そこはまだわかんない。

 

菊池凛子さんは衣装が似合ってて、もうこれしか表せないんだけど、綺麗。呉羽さんのがっつんがっつんな強さが全面からうかがえる。でも呉羽さんのその強さ、方向性間違えるとやばそう。受け入れられないよね。晶もそういってたもんね。なんで京谷と?って。どういう意味でしたんでしょう。いやもしかしたら何も考えてなかったのかもしれないんだけど。わからん。思考回路がわからん。今後の晶との関係に期待。お互いプラスになる関係なんじゃないかなって勝手に思ってる。全然タイプ違うから。呉羽氏は恒星のこと本気なのかなあ。あの最後のシーンでの表情はマジで怒ってたように見えた。じゃあ結婚は?橘カイジに関しては誰だよ、としか思えない。朱里がやってたゲームのラストに橘カイジの名前あったり。でもあのゲーム打ち切りになるんだよね。なんか関係あるの?それは深読みしすぎ?偽造結婚だよ、みたいなこと予告で言ってたけどあれは誰の声?

 

がっきーは最高。最高of最高。がっきーの出るドラマはほぼ当たり。でも今回の役柄はかわいそうすぎ。なんであんな仕事でしんどい思いしないとだめなの?というか5話半分ホラーだった説。Twitterでも怖い怖いって話題にあがってたけど、まじで怖かった。いや~そこまでしなくていいのに晶、って何度も思った。でもそこから逃げずにそれでやる、って決めてるのは晶だからわたしはもう傍から見てるしかない。はやく逃げてほしい、ってことは言っておく。京谷とは別れてほしいっていうのは第三者の圧倒的場外アドバイス。晶もうすうす色々分かってるけど、京谷は優しい人って思い込ませることでその「わかりかけてる」ことに蓋をしている。仕事続けてることに続き、彼と付き合ってることについても理解不能。愛してるからなのか。でも愛してるってなんだろう。愛してるから乗り越えられる、って言ってて、そんな...ってなってた昌のこと支えてあげたかった。それはね、ケースバイケースな気がする。たとえ本当に京谷のこと愛してたとしても、京谷のそのままを受け入れるってことにはならない。だって元カノと同居してるんですよ、意味が分からない。なんなんだろう。最初からねじ曲がった世界にぶちこまれてるのかしら。そうなのかな。5話の最後、無限ループから抜け出すためのそのキスは一体誰のためのなんのためのものだったのだい、晶ちゃん、とは思うよ心から。恒星さんのこともてあそばないでね笑。きっと恒星さんは晶のこと心のどっかで気にしてる。そうだと思う。そうあってくれ。あんな適当な風ふかしてるのにね。

 

九十九社長はむかつくをとうに通り越している。あんな人おったら速攻やめてるわ、会社ってレベルに精神的によくない。でもHOPE(これめっちゃ推してるドラマ)ではめちゃくちゃいい先輩だったから、それを思い出して気持ち落ち着かせてる。笑。松任谷さんは伊藤沙莉ちゃんだからなんとか受け止めてる。いや沙莉ちゃん破天荒キャラ似合いすぎでしょ。そしてビジュの可愛さが相まってる。その可愛さの裏側がえぐい。ぬるま湯につかってたい発言はぶっとばし案件でした。いやわたしもそういう気持ちまったくないは嘘なんだけど、でもそれで晶に押し付けてるわけだからね。自分の心地よさのために晶がしんどい思いしてるんだからね。あれやっぱりわたし晶の肩持ってるわ。上野くんにいたっては、突き放したらいいのに、って思ってる。

 

晶が反抗期?!って言われて反撃はじめたのかな、って思ったけどそこまででもなく。いわゆるいい子は仕事を辞めるという選択肢も難しいのかな。辞めたらいいのに。そこも理解不能。紹介してくれた前職の上司に悪い、とかここで辞めたらだれもいなくなって会社まわらなくなる、とか勝手に思ってるのかな。いいのに、別に。ていうかそれで自分を自分で追い込んでることに気づけばいいのに。自分を殺してまで保たなければならない会社の平和は、本当に晶にとって大切な心の平安なの?違うでしょ。気づいてもその殻をやぶらないのか謎。って友達にだったら言ってるけど晶は完全なる他人なのでみーてーるーだーけー。見てるしかないもんなあ。どうしようもできない。いやもどかしい。でも仕方ない。一体どうなるんですか、この人は。誰か本当にこの人を支えてあげてください。話したくてとっさに電話帳探しても誰も話せる人いなくて泣いちゃってるんですから。

 

そして深入りしてはいけない黒木華ちゃん演じる朱里。朱里はわたしからすると理解できない域に達しててわけわかんなかった。あんな人をうらやましいといえる晶にはびっくりしたよ。なんなんだろう。え?え?え?でもまあ京谷がうちに住めばいいから仕事辞めなっていうのは一生一緒に居てくれる約束だとは思うよね。うん。でもそっから関係切れてもずっと居座るのは謎。はやくそこから出ていけ。というか自分の人生をちゃんと歩め。ちゃんと、っていうのは自分で決めて自分で行動して結果を出すってこと。ああ、でも自分のことしか考えてない京谷にあったのがよくなかったのかな。最初は朱里のこと愛してたでしょ。それなのになんで今更、4年もたってその結論出すんだよ。もっと早くだしとけよ。朱里も傷つけ、そして意味不明なんですけど一生その重荷を背負い続けるんですか。その覚悟は認める。すごいよ、京谷。まあそもそも朱里と同居しながら晶と付き合ってる時点でアウトなんだけど、1つ自分が家を出ていくと決心したのは一歩前進よな。でもさあ、京谷、人を傷つけたくないから優しくするんじゃなくて、自分が傷つきたくないから優しくするんじゃない?そういうところあるんじゃない?ねえ。京谷のことこんなに言ってるけど分かるよその気持ち。わたしもそうだから。そうだったよ、って言いたいけどまだそこから抜け出せないもの。人を盾にすると楽だよね。

 

ここに出てる全員自己中心的な思いが前面にでてることが多くてふうううううん、ってなる。京谷の優しさが自分を守るためじゃないかって思って一緒じゃん、って感じたのと同じように、自分の中にも結構な自己中心的な思いがあるから描かれてることがブーメランすぎて笑うしかない時もある。嫌にはならないよ。分かるわ~って思う。誰かしらの何かしらに引っかかるってことは自分にもそういうところあるからっていうのはあると思う。

 

もしかしたら世間一般的には「いるいる」って感覚なのかもしれないけど、幸いなことにわたしの周りには九十九さんも恒星も呉羽も京谷も朱里も上野くん、そして晶もいない。(のような人ってことね)幸いすぎる。こんな人たちと居たら消耗しすぎてしんどくなる。でもここに出てくる人たちは絶対的にどこかしらの世界にはいて、かなり人間味があるといったらいいのか、そういう人たちだ。誰のことも擁護はできないかわりに、誰のことも批判できない気がする。自分にそういうところが一切ないとは言えないから。感想とか言ってドラマの中の人たちに批判めっちゃ言ったけどね!笑。

 

後さー、まあなにって大きな声で言いたいことは野木脚本ってことなんですよ。おいおい、がっきー×野木さんは逃げ恥じゃん。あの時のみくりさんはどこですかーって。もちろんけもなれもおもしろいから、結論としてはやっぱりがっきー×野木さん最強じゃね?ってちょっと安直すぎるか。後、あいみょんにおちました。あいみょんの歌良すぎる。YUI以来女性ボーカルにはまることほぼほぼなかったんだけど、あれですね、中毒性があります。ほぼほぼ世間の人たちはそれ知ってたよね、ブレイクしてるもんね。

 

さあてこれからどうなっていくのでしょう。

誰かの平穏は誰かにとっては平穏じゃないかもしれないけれど、

出てくる人たち全員が納得できるなにかしらの答えを見つけて

荒れ狂う世間の中であらたなスタートをきる、

そのはじまりを見られることを期待しております。

 

本日も読んでくださりありがとうございました。