iPhoneはもうやめた。格安スマホのススメ。

iPhoneはもうやめた。お世話になった。

そして、格安スマホへ機種変した。快適さはiPhoneの時と変わらず続いている。

今日は新しいスマホに変えるべく動き出した道のりを詳しく話したい。

 

私三富は、ガジェットに詳しくない。程度でいうと、最初のスマホを流行りにのってiPhoneにするくらいには。Appleはデザインがとてもきれい。でも機能をもてあましてた。iPhoneの画面を割って機種変の3文字が頭をよぎった時に「あれ?次もiPhoneにするの?次また10万もかける?というか機能使いこなせてた??」と問いかけが始まった。答えはすぐ出た。要らない気がする。またわたしは格安SIMにしているため、端末を分割で払うということが出来ない。これも追い風になった。

 

わたしのスマホ用途

YouTubeなど動画をがんがんに視聴。(TVを持っていないので平気で3時間くらい/1日は再生していると思う。)

・一番使っているのはSNSTwitter中毒者、インスタは20分/1日くらい)

スマホゲームはTWO DOTSと将棋くらい。(たまあにやる)

・音楽再生(Spotify AppleMusic)

・メールチェック、ブログ下書き

・ライブの電子チケット

 

余談:iPhoneの画面がバキバキなまま何日か使ってたんだけど、その間にライブあって電子チケットだったから、ちゃんと反応するか物凄く心配だった。(大丈夫だったけど)

つまり、わたしはライトユーザーとは言えないけど、ゲームをするわけではないから、ハイスペックでなくてもOK、という実情。ただいくつもアプリ開いたりブラウザ開いたりしてもストレスなく、さくさく動くくらいのスペックは欲しい。充電持ちは絶対に良いものがいい。予算は3万円くらいが希望。容量は32Gあれば余裕。カメラの画質良ければなお嬉しい。こういう要望をもっていた。後SIMカードがnanoSIMという種類だったので、それが刺さるSIMフリースマホという条件。(これはSIMカードのサイズを変えられるのでそこまで必要条件ではなかったけれども。)

 

まあ実情と要望が分かったので、早速格安スマホで検索かけたけど、種類が多すぎ。GALAXYとかXperiaが有名どころだからいいかな、と思ったけどこの方々は格安スマホではなかった。iPhone並みのお値段とスペックだった。と言うわけで一瞬で却下。

 

HUAWEIASUSに絞る。PCもASUSなのでZenfoneにしようかしらと結論付ける。そしてまたどれを選ぶかが問題になる。ちょうどZenfone Max  Pro(M2),Max(M2)が発売され、Zenfone6がこれから発売という時期。いやどれ選べばいいんですか。またググってもよく分からない。これはあの時のわたしに向けて書いてる。

 

CPUというのが中枢部分らしく。たださ、AppleAndroid製品は表記が違う。AndroidはSnapdragon。Snapdragon400番台とSnapdragon600番台をよくみたけど、600番台のほうが性能が良い。ハイスペックモデルは800番台だった。(これはApple製品レベルのもの。ほんとハイスペックですよね。)600番台はミッドレンジモデル。これくらいが良いのかなというイメージ。

そもそもiPhoneからの乗り換え=低スペックすぎは嫌だということもあって、SnapDragon400番台(エントリーモデル)で満足出来るのか?という心配。1万ちょいくらいと安さが魅力だけれど、少なくとも2,3年は使う予定だからそこそこストレスなく使えるものが欲しい。もしかしたらわたしの使い方だとエントリーモデルでもいいのかもしれないが、安くても使い心地悪ければ元も子もないし、予算内で収まるのでSnapdragon600番台のZenfoneに決定。※Snapdragon 660とかあるから600番台とか言ってるけど本当にそう世間の皆さんが言ってるのかは知りません。

 

カメラの画質とかにこだわるなら、かつもう少しお値段張るけど出せるのであれば、Zenfone5がおすすめらしい。ネットによると。ただまたこんなにスペック必要???と思うので保留。Maxシリーズは充電持ちもよいとのことだったので、そこから選ぶかと検討。自然とMax Pro(M2)かMax(M2)に。(やっぱり最新のもの選びがち笑)容量は確かに違うし、CPUも660と632と違うし、Max(M2)買うならちょっとプラスしてお金だして、Max Pro(M2)買ったほうがいいという口コミも多い。どうしようかな~と思いながらも「結局スペック良くても使いこなせないのよ、わたし。大は小を兼ねる思考要らないからね。身の丈にあうものを!」と言い聞かせながら家電量販店に。

 

Max Pro(M2)かMax(M2)の前で腕組みしながらじとーっと眺めていると、店員さんにお探しですか~と声をかけられる。ドストレートに「どっちにしようか迷ってるんですけど、特徴的な違いってありますか??」と聞くと最終的には32Gか64Gかの違い(※わたしのレベルに合わせて話してくれたのだと思うから、もしかしたらこだわってる人にはもっと違う話があるのかもしれない)という話だったので、即決した。いやこだわるならこだわるんだろうけど、先ほども書いたけど今回は身の丈に合う快適で安いスマホが欲しいだけなのだ。32Gも容量あれば十分。なんならiPhoneと違ってSDカードが入れられるのだからまったく問題なし。本体の色も別にこだわりはなかったけど3色展開だったので、好きなブルーをチョイス。

 

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使ってから1か月以上経ったのでレビュー!

画面が信じられないほどの大きさ。友達のiPhoneXRより大きかった。びっくり。動画の見やすさが桁違い。片手では操作不能。もともと左手だけで操作する癖があったけど、両手で使うようになった。(習慣は変わる笑。)あと見た目がAppleに負けず劣らず綺麗。画面の画像の綺麗さもわたしにとっては「綺麗」に見えるから文句はない。

ちゃんとセットで色々ついてくるからiPhoneとUSBポートの形が違ったって問題ない。

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アプリもすぐいれて使ってみたけどさくさく動く。なんの問題もなし。最初文字入力の際はiPhoneのほうがスムーズにフリックできるかなという印象をもったけれども、慣れたら同じくらいのスムーズさで打ててる。これも問題なし。

 

何度も言うけど「iPhoneと比べて」スピーカーの音質悪い。でもこれも慣れたので問題なし。こだわるなら別にウォークマンとか買う選択肢を選ぶ。(そのためだけにハイスペックスマホを選ぶことはないと思う。)写真も画質悪い。こだわるならカメラ買ったほうがいい。(そのためだけにハイスペックスマホを選ぶ意味はない。(2度目)

 

それから顔認証最高。初めて使ったけど。かなり便利。もちろん指紋認証もできる。ホームボタンがないため、背面ボタンに指をおかないといけないけど。基本的に顔認証が使えるので、使いづらさはあまり感じない。

 

充電が異様にもつ。1日お出かけしても、途中充電する必要がないので充電器を持ち歩くことはなくなった。1日半~2日はもつ。充電関係でいうとすぐに充電が終わる。

 

タブをいくつも開いて、アプリをいくつか開いて操作してもスムーズ。

 

絶対次機種変するときも、これくらいのスペックのものを買う。今回のわたしのテーマ『身の丈に合ったもの』にドンピシャなものを購入できたと思う!祝脱iPhone。でも本当にお世話になったしわたしの初代スマホとして4年ほど頑張ってくれたことには心から感謝してる。そうそう最高のスマホだったのは事実だから。

 

最後に、次の選択肢はNEXT NEW iPhoneからASUS Zenfone Max(M2)へという合言葉をスマホ選びに悩む女性の皆様に送りたい。

 

本日も読んでくださりありがとうございました。

漫画をほとんど読まない三富がキングダム見てきた。~ワンオク主題歌につられて~

ONE OK ROCKが主題歌歌ってるから、見に行くぞ~とノリで見に行ったキングダムの映画があまりにもよかった。感想書くのにネタバレなしでは出来なかったのでかなりネタバレしてます。
 
まあどこまでがネタバレ何ですかとは思うし、どちらかというとわたしがネタバレ大丈夫な属性なので途中までこれはネタバレではなく、あらすじなのでは?と思いながらもネタバレとして書いてます。ネタバレされたら泣く属性の友だちを多く持つわたしにとって、そういう人を増やすのは本意ではないからです。
 
余談ではありますが、わたしは原作漫画を一切読んでませんし、前情報は主演が山崎賢人ということだけ。アクション映画はあまり見ないけど、とても面白かったので、ぜひ皆さん見に行って!!!まず読む前に見に行って。なんの前情報もいれずにいって!それから自分の感想をもってまた読みにきてください!!!
 
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映画は、奴隷として連れて行かれる子どもが大将軍を見つめるところから始まる。
 
後にこの子どもが信で、この将軍が王騎将軍だと分かる。で、その子どもが連れて行かれた先の家にいたもう一人の奴隷が、漂。
 
その2人がいずれ天下の大将軍になろう、そのために1万回闘って力をつけよう、と武術の練習を一緒に始める。
 
この2人が大きくなったときの衝撃。おー山崎賢人!!そして吉沢亮!!あなたたちでしたか、っていう。(主演山崎賢人の情報はいずこに。)(終わるまで吉沢亮の名前出てこなかった。)(誰だっけこのイケメンっていう。それ以上にそんなことどうでもいいほどストーリーに引き込まれてた。)
 
そしてアクションかっこよい。殺陣もそうなんだけど、信がひとりで修行するシーン。ばりかっこよい。良い。
 
いや、そのまえに漂がひとり王の下に呼ばれたシーン。漂も信も腕前は同じくらいなのに、呼ばれたのは漂ひとり。なんでなのかと湧く疑問。
 
その夜2人は小屋の中で話をする。漂はこのチャンスで2人の夢を叶えるから、遠慮なく行くぞと。信は俺に遠慮などせず行ってほしいと。この2人の阿吽の呼吸がとても好き。そう、本当に相手のことを思うならば、相手のことを信じるのならば、すんなりとこういった言葉が出てくる。
 
絶対このチャンスを逃さず行ってくれと思う信の気持ち。漂のひとりでも行って必ず2人の夢を為すと言う気持ち。これは当たり前で。でもこのシーンが丁寧に描いてあるから、最後までこの2人の心が繋がっている、ということがよくわかった。最初からいいシーンだったけども、後のストーリーにも大きく関わってくるシーン。この2人の絆を短くも丁寧に表していて良かった。
 
そこから、衝撃怒涛の連続。連れて行かれたと思ったら、瀕死の状態で帰ってきた漂。まだわたしもなぜ漂だけが連れて行かれて、こんな状態で帰ってきたのかはわからない。信もそう。ただ漂は信に託すぞと言った。あの2人だ。この2人なのだ。だったら、信は疑うこともなくただただ漂の言葉だけで動くだろう。一心一体。あらゆるところから感じる。
 
さあ、一体漂が託したものは何だったのか。それはテントの中にいた人を見てみてわかった。全部解けた。彼は、漂にそっくりだった。信は混乱してたけど、私たち見てる側は影武者が必要だったこと、だから漂だけだったことを悟る。
 
始めは信は漂の敵を打つことしか考えてなくて、政に対しても敵愾心が激しかった。でも一緒にいるうちに、漂がどうしてこの使命を受け入れたのか、守りたいものは何だったのかと知る。そこから政を守っていく、と心が変わっていく。
 
山の民に助けを求めるとき、自分たち先祖の過ちは認める。でもそのままじゃなにも変わらないと信が一説打つところが最高に良かった。無念は夢が夢で終わったことではないか?だからその夢をもう一度叶えるために我々と手を組もう!と。
 
熱い思いに心動かされ、山の民はもう一度この地の民と同盟を結ぶことを決意する。そしてなによりここらへんから政が語る夢の大きさよ。中華を統一するそれがどれほど人を驚かせる夢か。でもそれを為したいと山の民も思っていた。とどのつまりは平和な世界をみんな願っていたのだ。
 
あと衝撃だったのは山の神が長澤まさみちゃんだったこと。仮面とったら!なんと!ってなりましたわ。息を飲んでしまった。いやしかし長澤まさみちゃんは断然髪の毛長い方が好き。美貌が溢れんばかりでしたね。まあビジュアルの話はここらへんにしておきましょう。一言申し上げるとキャストのビジュアル最高でしたよ。
 
山の民と手を結び進み行く一行。策を練って城内まで突入する。そこからの怒濤のアクションシーンは圧巻。口をあんぐりと開けてしまうレベル。
 
2チームに分かれて奇襲をはかるのだけど、信たちの集団が成きょう(漢字でなかった)を殺しに行き、政たちは正面から切り込むおとりになる。勿論正面から切り込んでいくほうが多くの敵兵と向かうことになって、こんな少ない人数で耐えられるのか?と誰もが心配になる。
 
敵の数は圧倒的に多くて倒しても倒しても出てくるやつら。それによって少しずつ志気を失っていき負ける雰囲気すら漂い始める味方を見て、政の一声。必ず果たしてくれる、だから我々はそれまで耐え忍べば良い!と鼓舞する。ああやってリーダーが本当に鼓舞してくれれば、みんな力が沸く。そして自らが先陣きっているリーダーなら尚更。それは最前線で戦う者の使命であるし、王たる所以なのだろう。
 
勧善懲悪で終わって行くんだけど、なんで中華を統一したいのか、と最後に王騎将軍は訪ねる。答えによってはこの矛が容赦しませんよと「あの」不適な笑みを浮かべる。(あの笑みはぜひ劇場で見てほしい。大沢たかおさん、とてもはまり役だった。)
 
対する政は、このまま放っておいても500年戦争が続くならば、その先500年の民の平和の為戦をしようと。自分が犠牲になっても未来に平和を残していきたい、希望を残していきたいというこのなんていうの未来あるお言葉!にわたしは震えた。ありがとう、政。パワーがある人がそうやって未来に希望をもって、突き進んでる姿に力をもらうし、震える。武者震い。
 
さあそんなメッセージ性の強い映画から、三富は結局なにを受け取ったのか、って話。1つはリーダーの在り方なんて色々。でもどんな形であれ、リーダーたるもの最後まで変わらず真っすぐに自分の芯を、信を、筋を貫いて、ついてきてくれる者への責任を1人で抱えるのだなあと。それが強さであり、リーダーたらしめているのだなと。
 
2つ目は、みんな根本的には平和を願っているんだって当たり前なんだけどそう思ったよね。
 
 
 
結論としてはストーリーがとってもよかったし演技抜群のキャスト陣。配役もばっちりだった。悪役も主人公たちも。映画のラストシーンは、原作の途中までだそうですけど、これは1つの作品として完結してる上に、続編出るとしても自然な流れで出来そう。綺麗にまとまってて、万人受けする内容。受け取る内容は人それぞれだけど、わたしは深いテーマを扱っていたように思う。
 
そして忘れてはならないWasted Nights 最高かて。途中途中のシーンで泣いてしまったけれども、この曲流れても泣いてしまった。
 
日本語の歌詞かけて全意味を受けとめているわたしではあるけど、切り取ると、
 

ただ過ぎ行く時間に

気を止める必要はない

何かを失えば

また何か手にする

 

Don't be afraid to drive

何もせずはもっと怖い

These moments remind us why

ここで生きる意味を

 

このフレーズだけでも映画のエッセンスがぎゅっと詰まっている。

映画関係なくやる気がでる曲なのでどうぞ。

Wasted Nights

Wasted Nights

  • provided courtesy of iTunes

 勿論、アルバムがおすすめ。

なんなら初回限定買ってください。

読書記録:フーガはユーガ/伊坂幸太郎【ネタバレあり】

本屋大賞ノミネート作品。春ちゃんが貸してくれたので読みました。思っていた以上に重い話だった。最初からバリバリネタバレしながら書くので、それが平気な方または、読み終わったから誰かと感想共有したいあなた、そうあなたに届いてほしいのです。

 

不思議で切ない?これが?切ない?切ない?ラストはそうだったかもしれないけれど、わたしには吐き気がするほどおぞましい人間模様だったよ。言い過ぎかもしれないけれど、少なくともわたしにとってはそうだった。

 

伊坂さんは暴力的な表現が多めで人が痛ましい事件に合う率も高いのだけれどもなぜか中毒性がある。謎。勧善懲悪でも完全なるハッピーエンドでもないのだけど、中毒性がある。小さな救いしかないのに。いや、その小さな救いが「リアル」だからなのかもしれない。わたしは正直伊坂さんの作品に対しては好みがはっきりと分かれている。作家さんとして好きなのだけど、1回読めばいいかなと思う作品もあるのだ。ただ全部読むけど。

 

そうやって伊坂ワールドの中毒になりながら今回も読み切った。物語は双子の片割れが高杉という人物に自分の過去を話すところから始まる。カメラに映った「入れ替わり」の瞬間。一体これは何なのか、そしてこれはテレビのネタになるのか。その判断のために高杉は彼の話を聞くことになる。

 

わたしは虐待を受けたことがないから、描かれている話が現実にも存在するということがなかなか受け止められない。でもこれは確かにフィクションではなく現実の一端なのだ、ニュースを見る限り。こういうことが今も世界のどこかで起こっているのだ。

 

なぜ人は人を痛めつけられるのか。自分の子どもであっても嫌いになってしまうならば、関わらなければいいのに。父親よ、なぜそんなに執拗にいじめるのだ。母親に任せておけばいいじゃないか。少なくともそのほうが双子の待遇は良くなる。比較論だけど。親は選べないからこの子たちは本当に不運だ。同情を通り越して感情移入してしまうほど不運だ。

 

しかし、彼らは生きることをやめない。その不運の中で一生懸命生きる。そんな2人に与えられた唯一とも呼べる幸運は、誕生日にお互いの場所を交換できるという特殊な能力だった。その能力をしずしずと使って2人は、毒親から解放されるってストーリーならいいけれども、そんな劇的な展開はなくて。成長していくことによって2人は自ら自由を手にして少しずつ親から解放されていく。

 

そうやって生きている人間がいることは分かっている。でもわたしからあまりにも遠く離れた世界で、それを受けとめることが出来ないままストーリーは進んでいく。

 

ただただ早くヒーローが、救いが現れてほしいと祈る。

 

現実はそのまま進む。でも彼らは諦めない。生きていく。年に1度の不思議な力とともに。

 

ワタボコリも学年に1人はいそうな子。どうにかならないものなのか。わたしが救えない世界に生きている彼らはそれでも生きることをやめない。手ごわい。いや、それはそうなのだ。それは嘆くべきところではなく、受け入れていくしかないのだ。世界の盤面は最初から歪んでいるのだから。

 

全然救われないじゃないか。理不尽な世界にわたしは憤る。誰も助けてくれない。結局彼らは2人でやり遂げる。そして終盤に聞き手の高杉にピントが合う。一体お前は誰なんだ?わたしの疑問はラストで解けるのだけれども、あまりにもむなしすぎた。

 

普通に生きているだけの人間に不運と呼ぶにはあまりにも重い事実を背負わせて、ラストが死だなんて。

 

不運を嘆くだけ嘆いたって仕方がない。自分が出来ることを精いっぱい。それが描かれている現実世界だった。そして中身を読んでわかるタイトルの秀逸さ。たしかに風我は優我だった。優我は風我だったともいえる。タイトルだけじゃあ、わかりませんでした。この流れは。

 

年に1度だけ使えるその能力を最大限に行使してやっぱり正義が勝つんだよってとこ見せてほしかったけど、正義のあなたまでもが死んではだめじゃない、と優我には言いたい。しっかし「俺の弟は、俺よりも結構、元気だよ」は泣くじゃないか。

 

全部すっきりするわけではない。でも彼らの最善のラストだ、これは。途中までは運命のシナリオ通りに進んでいたのかもしれないが、抗って抗って抗った結果がこれだ。最初から不運だった。しかし本当に彼らは手強かった。

 

だからこそ双子の生き様がこうやって残っていることが嬉しい。こうやって大勢の人が双子に思いを寄せるから嬉しい。ヒーローはこなかった。でも彼らが生きていたことは幾人もの心に刻まれている。

 

小玉もワタボコリ氏もワタボコリ奥様も、ハルカさんもハルタくんもリサイクルショップのおばちゃんもいい味だしてました。大切な登場人物でした。全然納得はいかないけれど、こういう人生もあるのだと噛み締めて読んだ。双子を愛してくれた人々がわたしも愛おしい。

 

以上本日も読んでくださり、ありがとうございました。

カフェ記録:Cafe FUJINUMA 栃木県小山市

どうも、三富です。ここから怒涛のカフェ巡り記録をあげていきたい。気持ちだけはリングに立っているボクサーのように燃えている。(※イメージです。)

 

まず第1弾はコーヒーが好きな方にはぜひ行ってほしい場所。辺鄙だけど、何かないと行かないようなところだけども、今回は!栃木県小山市のCafe FUJINUMAを紹介したい。(本店、ハーヴェスト店とありますが、今回はハーヴェスト店に行ってきた。)

 

TSUTAYAと併設しています。TSUTAYAの入り口入って右手側。お洒落な店内。かなり広めでテーブル席が入口から見て右手側に8卓ほど、左手側にもテーブル席がいくつか見えた。今回わたしはTAKE OUTしたので全然使わなかったけどね。おしゃべりを楽しんでいる方々が何組もいて居心地がよさそうだった。

 

本日のコーヒーやハンドドリップで淹れてくれるコーヒーもありましたが、迷わず夏限定の水出しコーヒー(480円+税)をチョイス。コーヒー屋さんの水出しコーヒーは美味しい。そしてしとしと雨も降っていたこの寒いのに、ソフトクリーム(420円+税)が美味しそうだったので購入。アイスコーヒーにソフトクリーム。体を内側からも冷やしたいのか。でものちにこのチョイスは正解だったことを悟る。

 

ソフトクリームがまず出てきまして、わたくし一口ぱくりといただきました。

 

...なんということでしょう。とても濃厚。クリーミークリームチーズ配合なのか。牧場で食べるようなソフトクリームでした。うっま。思わずお隣の友達香帆(仮名)に、「めっちゃ美味しいから一口食べて」と言ったら「わたしもたのんだよ」と言われました。いつの間に。気づかなかった。

 

香帆氏の分も届いて2人でソフトクリームを美味しくいただいているうちに、わたしには水出しアイスコーヒーが、香帆氏にはカフェラテが届きました。ドリンクはコーヒー系以外にもあったのでコーヒー苦手な方にもおすすめします、このカフェ。何があったって聞かれたら覚えてないけど。OTHER DRINKがあったから!かなり選べるよ!たぶん!(笑)あとデザート豊富すぎて食べたいと一瞬血迷いました。もう少し時間があったら、中で食べていた。

 

アイスコーヒーのお味は最高でした。美味しすぎ。最初から最後まで美味しかった。浅煎りとレシートに記入されていましたが、さっぱりとした酸味で夏を感じました。どこの産地か分からないけれども、絶対飲んだことある味だった。甘味はなし。といっても酸味がきつい訳でもなく、本当にあっさりとした味。しっかり後味は残るけれどもね。んー、美味しい。しかしそう舌鼓を打っている間にもソフトクリームはどんどん溶けていく。ソフトクリームを食べる、食べる、コーヒーを飲む。食べる、食べる、飲む。と続けているうちにあっという間にソフトクリームがなくなりました。コーヒーとの相性が抜群だったのでこちらにいらした際はぜひデザートとコーヒーの両方頼むことをおすすめします。

 

テイクアウトしちゃったので両手がふさがっており写真も何もとれなかったので、空になったカップの写真だけ載せておきますね。なんて映えない写真になってしまったのだ。本当に美味しかったから、ぜひ行ってみてください。ロゴはちゃんと写ってるからいいことにしよう,,,か,,,また機会があれば行きたい。

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以上 本日もありがとうございました。

気軽に名作を読もう。~文鳥文庫のススメ~

どうも、三富です。GWに入ってきましたね。休み=時間がいっぱいある=そうだ、本を読もう!ということで今回は文鳥文庫のご紹介。

 

文鳥文庫は、

長くても十六ページしかありません。

十分くらいで読めてしまうものばかりです。

慌ただしい社会で、忙しない毎日を、

過ごしているみなさまへ。

ちょっと一息つきながら、

文学にでも触れてみませんか。

 

文鳥文庫HPより引用) 

 

1冊がとても短いので10分もあれば読めてしまう。

ん、あれ?時間があるときにおすすめする本ではないような、と思ったあなた。

違うのです。そういう時間がない時にでも読めるけれど、味わって読むなら時間があるほうがいいのです。(適当)

 

まじめに話しましょう。わたしがこの本をおすすめする理由は3つ。

1.とてつもなく手軽に名作が読める。

2.軽いので持ち運びやすい。

3.上2つを踏まえたうえで、プレゼントにも丁度いい。

 

「とてつもなく手軽」というのは値段(1冊150円+税)、量(最大でも全16ページ)だけではなく、勝手な「名作はお堅い」と思っている感覚をぶち壊してくれるから。

 

本は高いし長いし(とわたしは一度も思ったことはないが)と思う人も多い中、それを覆す値段と量。1回コンビニでのコーヒー代で買うということもアリだと思わせられる。また、図書館などで見かける紙が黄ばんでいる程古い本たちは、こういったいわゆる名作が多い気がする。「タイトルくらいは知ってるわ」「作者の名前くらいは(以下略)」「教科書に載ってたような...」という身近なようでなんとなく遠かった名作たちが、わたしたちの手元に届きやすくなった。

 

手元に届きやすくなったのは、値段とか量だけの問題ではない。装丁もだ。どシンプル。しかしかわいらしさも兼ね備えていて、見た目だけでも「ん?」と気になるものになっている。持っていてお洒落といえばいいのだろうか。とにかくデザインが素敵。

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外側は袋になっていて、中身はじゃばらに折りたたまれている。これが軽さの理由だ。文庫本など比にならないほど軽い。そりゃそうだ。装丁だけみればこれは手紙の類にはいる。ぺらっぺら。でもだからこそ手軽に持ち運べる。あれ、1番最初のおすすめ理由にもどってしまった。

 

そう、だからこそ全部を含めて言いたい。プレゼントに最適だと。少なくとも本好きがこれをもらえたら小躍りして喜ぶ。本を別に読まないって人もかさばらないから持ち運んでくれるだろう。ちょこっとだけ読んでもいいし、なんなら部屋に飾っておいてもいい。

 

この形態は名作を読むきっかけに大いに貢献する。そしてこのシリーズに出会ったわたしは、全部揃えたくなってしまった。どこかで見つけたらぜひ手にとってほしいし、なかなか本屋で出会えないのならばネット通販もあるので買ってみてほしい。

bunchobunko.shop-pro.jp

 

以上 本日もよんでくださりありがとうございました。

 

おまけ:春氏(仮名)と一緒に本屋巡りをしている際見つけたこのシリーズ。ぱっと見で欲しくなった。可愛い。春ちゃんが見つけなければ通り過ぎていたけど笑。

 

本棚の前でわいわいがやがやとこれは読んだことある、これはおすすめと情報交換をしながら、どれを買おうか悩む。出会った瞬間に欲しいと思ってしまったから。名作たちにはあまり触れてこなかった人生だけど、これなら読めそうだと直感が言っていた。

 

でもなんだかんだで春ちゃんもわたしも、読んだことあるものがいくつかあった。また奇遇なことに彼女とわたしが読んだことがあるものがばらばらで、あらすじだけ聞いて買おうか(読もうか)どうか悩めたのも良かった。

 

1冊にはさすがに絞り込めなくて、お値段も安いし3冊買うことにした。そう言ったら春ちゃんも3冊買うことにしたらしい。教科書に載っていた『山月記春ちゃんがおすすめしてくれた『高瀬舟』幼いころに読んだことがあった『賢者の贈り物』の3冊に決めた。

 

春ちゃんに『高瀬舟』はハッピーエンド?と聞いたら違うよ、でも考えさせられることが多いよと返ってきたので購入を決意。ハッピーエンドが基本的には好きなのだけれども、そうじゃなくても色々と考えられる話は更に好き。山月記も賢者の贈り物もベクトルは違うけれども考えさせられる話だと思う。

 

宮沢賢治の『注文の多い料理店』も欲しかった。ものすごく悩んだ。けれども今回は惜しくも三富’sセレクションから落選。次回どこかでお目にかかれればぜひうちに来てほしい。店舗にはおいてなかったけれども、『走れメロス』や『手袋を買いに』も刊行されているようなので、それらも一緒に欲しい。

 

読み終わったら交換して読もうねと約束をしながらお別れした後の電車の中。あっという間に3冊とも読んでしまった。うん、チョイスは抜群だった。読み終わった後のなんともいえない満足感。感想を心のなかにそうっとしたためながら、春ちゃんと次に会うことを楽しみにしている。

読書記録:消滅/恩田陸【ネタバレあり】

月日が経つのは早いものですね。どうしたってあっという間に過ぎていく。そんな中でまたのめりこんでしまう本に出会えたのでシェアしたい。

 

消滅/恩田陸

舞台は日本の国際空港。サイレンが鳴り響き非常事態が知らされる。非常事態は解除されたのに、空港から出られる人間と出られない人間。出られない側の11人(+1匹)の話だ。とらわれた人々の共通点はなにか。年齢も性別も職業もバラバラ。そんな中でひとつ明かされた事実は、そのうちの1人はAIだった!?そして「この中にテロリストがいるから、全員で協力して探せ」と言いだした。まずAIがいることにびっくり仰天していたのに、テロリストというパワーワードの応酬でもうもはや何がなんだかわからない。一体テロリストはこの集団の中にいるのか。テロは止められるのか。

 

登場人物は11人。人々多すぎてちょっと混乱する。でも特徴をとらえて描写してあるから、名前覚え悪い人でも大丈夫。名前で呼ばれると若干混乱するけど。でも空港から出られなかった不運?な人たちは、結構な特徴がある人達で個性的なと表現されるような人たちだった。平凡な中年女性もいたけど、あんなに特徴がある人達の中だったら「平凡」というのが浮いてみえる気もする。

 

個人的に好きなのは推察力がずば抜けている鳥の巣頭のお兄ちゃん伊丹十時。英語で自己紹介するとき、名前の意味をテンオクロックと伝えているらしい彼。ONE OK ROCK好きのわたしとしてはなんだかテンションあがった。いや、それだけです。ええ。何の意味もないです。

 

さて本筋の話だけれども、こちらは最後まで読むと何の意味もない描写はなかったと気づく。犬の存在。会話中の人の表情。何気なく持っている物。ああそういう意味だったのね、それであなたそんな表情してたのねとか、だからそういう恰好してたんだ、わかったわかったと自分の中で腑に落ちる。うっかり失言しちゃう親父さんだったりね。お母さんの不安も伝わってきて伝わってきて、なんでそんなに不安がってるのよ、あなた犯人なのまさか???と疑問に思うけれど、最後まで読めば分かる。全然違ったわ、話が。絡み合いすぎなのよ(笑)というのが素直な感想。見た目は平凡な市川香子も全く平凡じゃなかった。

 

そういうわけで、続きが気になって次のシーンがどうなるか気になって次から次へとページをめくる手がとまらなかったわけよ。とってもおもしろい小説だった。視点は十時、幹柾、渓だったりところころ変わる。それにしても別件と別件と別件が絡み合いすぎて流石のAIキャサリンでも大変だったみたい。情報量が多すぎてしかも隠されたことも多すぎたので、閉じ込められてる人々が真実を求めてもなかなか真実にたどり着けない。こっちもハラハラだったよ、本当にこの人たち解放されるの?って。

 

ただ人にとって何かを隠すということは難しい。みんななんだかんだで相手のことを注意深く観察して、十時くん以外も解決の糸を見出していく。誰かだけでは気づけなかったことを、1人ひとりが気づいてつなげていく。まあ最後全部のストーリーを読みとったのは十時くん。もちろん視点が多かったから主人公なんだろうけどさ。流れがうまいですよね。まんまとはまりこんでしまった。ああ、そしてベンジーにも触れておかないと。彼はかなりの重要人物なのに少ししか出てこない。謎溢れる彼のことだからきっとわたしも登場人物たちも得ていた情報量は一緒だろう。ただその少ない情報量から溢れ出すほどの頭の良さ。天才。めちゃめちゃ物語のキーだしね!

 

結局残ったのは最初からあったベンジーへの対応をどうするかってことと、新商品の斬新なPRだけ。ベンジーは日本に亡命希望をしているわけではないし、そもそも日本国籍所持してる人間だったってことも分かったから、きっといい方向に進むんだろう。勿論この天才を守ってくれるよね、日本?と煽り気味の言葉を残しておこう。新商品については、いいね!をたくさん押したいレベル。

 

それにしたって言語の壁を取り除くことを消滅(バベル)と呼ぼうなんて粋なセンスだなあ。もともと神の意志に反してバベルの塔を建ててしまったゆえに怒りをかって言葉がバラバラになったのに、その壁を崩すことをバベルと呼ぶなんてなんてこったい。

 

この小説の舞台となる時代は2020-2030年。近未来を意識して書かれたものらしい。もうすぐ手が届きそうな時代なのだけど、現実は小説よりも進んでいるところもあるし、そうではないところもある。おもしろい。

 

空港の中のあんな狭い一室で何が起こるのかざわついていたけれど、解決は一瞬だった。先が見えなくてこのまま閉じ込められたままなんじゃないか、テロに巻き込まれたら死ぬんじゃないかとか色々思った1日は、不運だったのだろうか。

 

凪人が、ここを抜け出した後にはきっと笑って同僚にAIの話をするだろう、でも信じてもらえないだろうという空想を幾度かする。でもそれは本当にその通りで、問題はあっけなく収束して、あとから思えば笑い話になるストーリーになった。

 

だから不運なんかじゃなかったとみんなの代わりに、わたしが言おう。

 

それ友情芽生えてたし。ちょっとずるしようとしてた人にはバチが当たったみたいだし。あの親子も結局は無事に保護されていたから、「でもいいんじゃない、終わり良ければ総て良しだよ、なんもなかったし、予定通りに甥っ子の結婚式も出れそうだし、肉ワンタン麺も食べられそうだし、いいんじゃない、こういう非日常も。」なんて言いたい気分。

 

男の子の不思議な能力だけが謎だったけれども、凪人の悩みを解決するための登場人物だったのかしらとも思う。凪人にも優しい未来が希望的な未来があるよって匂わせるためのね。武道館で男の子と凪人の再会ストーリーもいいなあ。きっとそういうストーリーも、わたしの知らない世界で勝手に進んでるんだろう。マフィアからは全力で守ってくれよな、日本!!!ともう一度煽っておこう。

 

しかしこの1日はあらゆるところで誰かが気をもんでいた。あの空間にいた11人と同じくらいハラハラしていた人たちが大勢いた。それが分かったところで話は終わっていく。最後は自然に日常に戻っていった。でもあんなもんなんだろうな、実際。非日常と日常は隣り合わせで、非日常から一瞬で日常に戻るのよ。非日常にぶつかったらびっくりするのにね。そういった意味でも今回のことは不運じゃなかったとやっぱり大声でいいたい。

 

以上、本日も読んでくださりありがとうございました。

3年A組7話~三富的感想文~

あっという間にあと3話。圧倒的なスピードで展開される脚本に、あと何話ももつの?と毎回思っていたけれども、どうやらもう残すところあと3話です。ぴったり10話で終わらせてくるんだろうけど、アナザーストーリーも見てみたいななんて思ったり。いやーもう今期のドラマも佳境にはいってくるのか、はやいなあとしみじみ思いながら今回もスタートです。

 

今回は誰かの目線映像シーンから始まる。飼い犬を可愛がって大切にしてると分かるシーン。そしてどうやらそれは武智先生目線のカット割りだってことに気がつく。このシーンの意味は何?

 

相変わらず「無事に平和に穏便に」と言い続ける校長。まだ言ってるんですか。まあ人はそう簡単には変わりませんよということなのか。こんなに大事が起きているのにも関わらず、変わらないというのは虚しさを感じる。だからこそ、この一連の柊先生の授業は意味があると改めて感じた。変わってくれよとぶつかっていった柊先生の言葉に、行動に実際少しずつ変わり始めている生徒たちがいる。希望だ。

 

さて「景山はフェイク動画の犯人と会っていた」と言う柊先生。本当に武智先生がやったことなのか?そうなんだろうな~とは思うけど、まだ戸惑いを隠せない。Let's thinkいやしかし、本当だったらだいぶクズだなあ。

 

ちらほらとはさまれるさくらの意味深な言葉。「お話しておきたいことがあります」と先生に言ったのはこのタイミングじゃなくて、1日目の話だったのか。印象操作じゃんこれ。全然知らなかったから騙されたわーと思ってしまった。切り取り方。それに対して最後まで見届けろと諭す柊先生。

 

印象操作と言えば瀬尾が柊先生につっかかる。武智が犯人ということは憶測の域をでないじゃないかと盾突く。いやいや、お前は前回のことを忘れたのか?瀬尾。教師である柊先生が、眼鏡をかけてあれだけ熱く語ったのにそれと逆のことをしていると本当に思うの?何も考えずに?それはないでしょう。

 

瀬尾くんと華ちゃんが放課後?に遊んでいるシーン。引退したはずなのに自分で好きに走っているということはよっぽど陸上が好きなんだね、瀬尾くん。華ちゃんはストップウォッチでタイムを計る係。可愛い。ほのぼのとしていて可愛い。そんな微笑ましいシーンなのにそこで2人が1度スポーツ推薦に落ちている事実をわたしたちは知る。そこから武智先生によってスポーツ推薦の道が開かれた2人。

 

凡人だけども陸上の道を行きたいと切実に思っていた瀬尾くんは「覚悟は出来てるよ」と呟く。(華ちゃんは知らなかったみたいだけど。)武智先生の裏でよからぬ噂が流れていることを知っていても、その推薦を受けると決めていた。

 

しかしわたしは今1度考える。ほんとうに武智先生が間違っているのか。柊先生が圧倒的に正しいのだけども、前回のことがあるから臆病になる。つるし上げても本当にこの人が犯人じゃなかったら?どうなんだ?と迷う。武智先生も陥れられてるのでは?それは半分当たっていた。でも武智先生はどこまでもクズだった。

 

相楽社長は案の定柊先生と手を組んでいることを文香さんには知らせてなかった。自分がやっていることは間違っていることだと認識しながらも、柊先生にむけて言葉を続ける。「でも必要なことだ、頼んだよ」と。最後に全部が見えて全貌が見えた時にわたしはジャッジしたい。なにが正しかったのかってことを。どちらが正義なのかってことを。そもそも最初から盤が歪んだゲームに乗っているのだから、結果が出ないことには何が正解なのかなんてわからない。

 

そんな中郡司さんはまた1つの真実を暴いてしまう。相楽社長と文香さんは血のつながりがない親子だってことを。

 

シーンはクラスに戻る。華ちゃんが好意を寄せてる須永くんが近寄ってきて、華ちゃんに「おまえいいやつだな」と声をかける。それを見ていたいつも近くにいる友達金沢さん(かな?)は「誰も予想してなかった展開」と一言。笑うしかない。ほんとそれ。シリアスな中に一瞬くすっとなる。

 

そんな中、また逃げ出そうとする生徒たち。瀬尾~~~!反撃して柊先生をぶちのめそうとするけど、先生に味方する生徒たちに阻まれる。あっはー、味方はたくさんいたわ。どうしてもスポーツ推薦が捨てきれない瀬尾くんに須永くんは「武智が犯罪者だったとしたら。そんな推薦でいくのかよ。おまえならまだ次があるだろう?」と語りかける。そうだよ、もっともだと思った次の瞬間、華ちゃんが声をあげる。「そんな簡単に次があるなんて言わないで」と。

 

たぶん瀬尾くんがどんな思いで諦めたのか。また推薦してもらえるという希望がわいた時の気持ち、それを華ちゃんは分かっていた。自分も同じ境遇にいたから。それ以外はチャンスないかもしれないってしがみついているのは、好きだけどそこまでの才能がないと分かってしまっているから。でもどうしようもなくて、これ以上どうしようもなくてそれを綺麗な言葉で片づけないでほしい、何も知らないのに。

 

そういう気持ちが込められているのだと思う。だけどわたしは高校生だからそう思うのだなと感じる。華ちゃんの言ってることは、瀬尾には寄り添ってると思う。でもそれは狭い世界での狭い視野での考えだよ。

 

そう思っていたら柊先生が「お前のゴールはどこだ」と瀬尾くんに声をかける。本当にそうだよ。ゴールはスポーツ推薦で大学なのか?大好きな陸上を続けたいってことじゃないのか?それは絶対的にスポーツ推薦で大学というプロセスを踏む必要があるのか?そう見ているこっち側で畳みかけるわたしに対しても、瀬尾くんはこう答える。

 

「目の前のことにいっぱいいっぱいなんだよ」

 

それでいい、と受け止めた柊先生はそのまま、俺をジャッジしてくれという。

 

柊先生は武智先生を呼び出し全面対決する。ひとつひとつ澪奈から聞いたことを確かめる。景山本人から聞いたんですよ?と問い詰める。どうやら大学にスポーツができる生徒を推薦してその見返りに多額のお金をもらっていたらしい。あの噂は本当だったんだ。誰彼かまわず入れるから、あまりの練習のハードさに脱落する生徒も多くなんと武智先生に推薦された9割のメンバーが大学を退学していた。露呈していく武智の本性。ほんとうにクズだな。

 

武智先生を見つめる菅田くんののどがごくんと動く。ここの演技がとても好きだ。ふざけんなという怒りが無言のシーンでもよく現れている。

 

意味がない物証だよ!と叫ぶ武智先生に柊先生は手元に届いた写真を見せる。動画を解析して見つかったその証拠写真には武智先生の顔がはっきりと写っていた。柊先生が淡々と聞いていくその中で、とうとう武智先生は自白を始める。フェイク動画の件は認める、と。するとすべてこの瞬間をマインドボイスで配信していた明かす柊先生。頭を抱える武智。

 

お前の大切なものは名声と権威だろ?だからそれを奪ったんだよ、ともう1つ明かす柊先生。武智先生は飼い犬だと思ってたみたいだけど。だから最初に飼い犬を大切にしてるシーンがあったんだ。わたしは地位だと思ってたからあのシーンの意味wと思ってたけどね。

 

武智先生はここにきてまで尚続ける。生徒にとっておいしい環境を与えていただけ、出来なければ消されるのは当たり前、結果を出せないのは自己責任、だから自分には関係ない。生徒をモノのように扱う武智先生。どこまでも自分の利益しか見ていない。

 

柊先生が武智先生に向かって魂の声をあげる。俺たちが導いてあげなきゃいけない。3歩先しか見えないあいつらに、長いレールをしいて寄り添ってあげる。あいつらには幸せになってもらいたいから。俺は生徒を信じてる。お前に教壇に立つ資格はないと、とどめをさして。

 

瀬尾くんが「目の前のことにいっぱいいっぱいなんだよ」と言ったとき。周りの大人が頑張れ。周りの大人が支えてあげよう?と思った。これは柊先生が武智先生にぶつけた言葉に代弁された。

 

教員だけじゃない。親だってそうだ。誰かが支えてあげないと、それしか見えなくて間違っていたとしてもそれしかないと自分を追い込む。それでいいと思う。それしかないと思う。でもそれは間違ってるんだよ。今は分からないかもしれないけれど、長い目でみたらもっと選択肢はたくさんある。そして何が求めているゴールかって分かるようになる。目的と手段ははき違えちゃいけない。

 

わたしもその周りの大人と呼ばれる立場にいつしかなっている。分かってもらえないと怒り、理不尽さを感じて誰にも分かってもらえないと泣き、そういう時代も感じてきて今がある。その時助けてくれた大人もいれば、なにも助けてくれなかった大人もいる。

 

だけどやっぱり何かしらの影響を与える立場にいるのだから、わたしたちは目の前の子どもに寄り添っていたい。それだけが君の道じゃないよ、と世界を広く見えるように、とらえられるように寄り添いたい。

 

柊先生に対してくだされた生徒たちのジャッジはさくらの「勝利だよね、柊先生の完全勝利」で現わされる。ジャッジするというのはこのドラマの中で大きな意味を持つ。大きい流れとこまごまとした小さな流れがリンクしていく。わたしたちも大きな流れの中でこれは柊先生が正解なのかということを最後ジャッジしていくことになる。

 

瀬尾くんなら大丈夫だと励ます華ちゃん。同じ環境、立場の人に言われれば共感してくれていることが分かっているから素直に受け入れられるよね。須永くんと言ってること同じなのに瀬尾くんは受け入れる。そしてさりげなく華ちゃんの涙をぬぐってあげる瀬尾くん。笑。肩パンする華ちゃん。青春。(細かいところまでちゃんと見てるよ!)明日の糧にするっていう今までの授業のキーワードまで出てきちゃって、まあみんなの成長してることしてること。(褒めてる。)みんなの昇華されない思いも明日の糧に変えてひとりひとりが自分のベストの道を歩いていけますように。幸せを祈りたくなる。

 

さあ今回も最後に衝撃が待っているのでしょう、ということで郡司さんに、五十嵐さんもグルだということがバレましたね。武智が捕まったのにまだ解放されないA組一同。やはり「まだ続きがある」からで「さあこれからが本番だ」というのは一体どんな黒幕がいるのでしょうか。

 

仮面ライダーネタでTwitterは盛り上がっていましたが、残念ながら元ネタを知らず。後3日間でなにが明るみに出て、生徒たちはどのようなことを学んでいくのでしょう。そしてさ、ずっと忘れてたけどお金集めてたよね。あれはもういいのかな?細かな伏線も回収してくれることに期待をして、また来週!!!!

 

本日も読んでくださりありがとうございました。